お子さまの皮膚について

乳幼児期から学童期にかけての皮膚は大人の皮膚と比べるとバリア機能が弱く敏感です。カサカサしているだけで乾燥しているように見える皮膚でも炎症が生じている場合もあり、早期からの治療介入が必要な場合もあります。早期からの治療介入やスキンケアを行う事はアトピー性皮膚炎やそれに伴うアレルギーマーチを予防することにつながりとても重要です。

お子さまの皮膚のトラブルに対応します

当院では乳児期のお子さまの皮膚トラブルから、学童期のお子さまの擦過傷や爪のトラブルなどお子様の皮膚のトラブルを幅広く診療致します。お子さまの皮膚トラブルの中には放置しても治るものもありますが、放置することで拡大したり、感染を起こすものや思わぬ病気が隠れていることもあります。心配な際はお気軽に受診してください。
また、お子さまの皮膚トラブルの中にはスキンケアを中心とした予防が大事ですので、効果的なスキンケアについてもアドバイス致しますので、ご相談ください。

このような症状はご相談ください

  • 皮膚をかいている
  • 皮膚がカサカサしている
  • 虫に刺された
  • 虫に刺されたところがじゅくじゅくしている
  • お尻の皮膚がただれている
  • 全身に小さな赤い発疹や水ぶくれができた
  • 皮膚にほくろ、あざがある　など

乳児湿疹

乳児湿疹とは生後2週間から数ヶ月ごろの赤ちゃんによくみられる湿疹の総称です。この時期は、皮脂の分泌が盛んになるので、お肌に赤いぽつぽつ、黄色いかさぶた、フケのようなものが出やすくなります。顔や首筋、頭皮は皮脂の分泌がとくに活発なので、乳児脂漏性皮膚炎や新生児ざそう、汗疹などができやすくなります。

乳児湿疹は月齢に合わせた適切なスキンケアで症状が改善することも多いですのでご相談下さい。

おむつかぶれ

おむつをしている乳児期は、おむつかぶれになりやすいです。便や尿などにより赤ちゃんの敏感な肌が刺激されてしまうと、おむつをはいている部分に炎症がみられるようになります。通常はお尻を清潔にし、おむつをこまめに取り換えることで症状は治まります。しかし、カンジダなどのカビが原因の可能性もあり、悪化する可能性もあります。改善に乏しい際は受診されてください。

イボ

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